悠久の時を刻む秘境・芦生原生林
芦生原生林は、日本海の宮津に流れ込む延長146kmの由良川が流れ始める源流域です。
植物学者の中井猛之進博士が「植物ヲ学ブモノハ一度ハ芦生演習林ヲ見ルベシ」と書かれたほど有名な森で、冷温帯下部に属する天然林は西日本屈指の広さがあり大変貴重な森です。
また2016年に「京都丹波高原国定公園 森の京都・美山の森」として国定公園の指定を受けました。
本ツアーでは、この希少な自然が残る芦生の森に専属のネイチャーガイドが皆様をお連れ致します。
春の淡い芽吹きのシーズンから、森が力強く生い茂る初夏を経て、ブナの紅葉美しい秋のシーズンまで各コースごとに設定しております。
『芦生の森ネイチャーガイドツアー』
4つの特徴
1日の人数制限あり、
限定トレッキングツアー
私たちがツアーを行うフィールドは、長年京都大学が研究用に保護してきた森です。一般の車の入林は禁止されていますが、当ツアーでは地元と大学との連携とのもと、マイクロバスで皆さまをお連れすることが可能です。徒歩では見ることの難しい源頭部の雄大な自然を見ることができます。
専属のネイチャーガイドが
同行いたします
専属の地元ネイチャーガイド(京都大学と協定を結んだガイド協会認定ガイド)が同行し、皆さまを安全かつ、楽しいトレッキングにご案内いたします。各ガイドは植物や動物など、それぞれの専門分野のプロばかりです。
芦生原生林を知り尽くした、専属のネイチャーガイドがご案内します。植物や動物など、それぞれ専門分野のプロばかりが勢揃い。なんでも気軽にご質問ください。
徹底した安全管理
大自然の残る芦生の森は、トレッキング用に整備された森ではありません。 うかつに足を踏み入れると危険な場合もあります。 当ツアー同行ガイドは全員緊急時対応の勉強を行い習得しています。 また、コースによっては衛星携帯電話を常備し、山奥からでも迅速な緊急時対応を可能にしています。
豪華2段弁当
昼食に出るお弁当は、当日の朝、美山町自然文化村の厨房で手作りしています。 京地どり・地玉子・鹿・鮎などの地元食材を用いた豪華2段重ねのお弁当を用意いたします。 お弁当箱には環境に配慮したリターナブル容器を使用しています。
HIGHLIGHTS OF EACH
SEASON
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4月春の可憐な花たちと出会える季節です。木々の芽吹きとともに、冬の名残の残雪に出会えるかもしれません。
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5月芽吹きで満ちあふれた、新しい命との出会いの時期です。5月の終わりには、トチノキの花まつりがはじまります。
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6月天にむかって咲くツルアジサイ。やさしい香りのコアジサイ。沸騰する生命力で元気いっぱいの森へと入ることができます。
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7月モリアオガエルの卵塊とオタマジャクシにまだ出会うことができます。ナツツバキの可憐な白い花に出会えるコースもあります。
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8月ブナの森の涼やかな空気や、谷川の水のせせらぎ。夏の芦生の森は都会の暑さや喧噪を忘れさせてくれます。
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9月実りの秋のはじまりです。トチノキやオニグルミの実とはどこで出会えるのでしょうか。
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10月森は毎日のように木々の葉の色を変え、厳しい冬への準備を進めます。 落ち葉を踏むカサカサという音にも心が和みます。
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11月山全体の錦絵と、今年はいつごろ出会えるでしょう。うっすらと雪化粧することもある季節。メタセコイアが黄金に色づきます。
ツアーにご参加の方へ
装備・持ち物について | 芦生の森はあくまで京都大学の研究用に保護されている森です。プロのガイドが皆さまをお連れいたしますが、整備された所ばかりではありません。安全のため必ず装備は各自確認のうえ、お越しください。 |
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装備・持ち物に関して |